数値だけでは語れない “スピード感” もR/Cモデルの魅力

「R/Cモデルって、いったい何km/hくらい出るの?」。R/Cホビーを楽しんでいる人なら、そういった類の質問を周りの人たちから一度や二度は受けたことがあるはずだ。しかし、多くの場合は「ハッキリわからないけど、だいたいこれくらいかな……」という返答に終始していることもまた事実。どのようなカテゴリーかによって最高速は大きく異なるだけに、R/Cモデルのスピードは答えに窮する質問のひとつともいえる。そこで、ここでは、ほんの一部ではあるが、京商製R/Cモデルの最高速をまとめてみた。  


   左からRCサーファー3が約16km/h、ミニッツが約17km/h、DRONE RACERが約34km/h、ジェットストリーム888VEが約60km/h、インファーノMP9 TKI4が約70km/h、V-ONE R4 Evo.が約100km/h。この数値を見てR/Cモデルが速いと思うのか、遅いと思うのかは人それぞれで個人差があると思う。しかし、最高速が世界最速の動物として広く知られているチーターに迫る約100km/hのV-ONE R4 Evo.が速いと思うのは誰でも同じはず。いっぽう、アスリートの半分程度となる約17km/hの最高速にとどまるミニッツはどうだろうか? ミニッツを走らせたことがある人ならわかるだろうが、約17km/hでも十分に『速さ』を感じるから不思議。そのスピード感は実車レースをはるかに凌駕するものであり、操縦していても目がついていかないほど! 


  このように、数値だけでは語り尽くせない“スピード感”もまた、R/Cモデルの魅力といえる部分だ。  

  ちなみに、さまざまな世界一を記録するギネス世界記録に認定されているR/Cカーの最速記録は、2014年10月25日にアメリカのニック・ケイス氏が叩き出した325.12km/h。この最高速度は実車ツーリングカーレースの国内最高峰、スーパーGTに参戦するレーシングカーをも凌ぐ驚異的なもの! フルカスタムのR/Cカーといえども、この記録をみれば “R/Cカーは底知れぬ潜在能力をもっている”ことが理解いただけるのではないだろうか?

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