インファーノGT3をよく走るように仕上げるための組み立て時のポイントをレクチャーする第4弾のテーマは、足周りの細かい仕上げとなるCハブのバリ取り&ホイールハブの取り付けにクローズアップ。ちょっとしたことに気を遣うだけでもマシンの動きは大きく違ってくるので、ぜひ実践してみてほしい。
ナビゲーター:京商・宮崎和弘
インファーノGT3開発担当者。EP/GP、競技モデル/ファンモデルを問わず、あらゆるRC モデルの開発に従事。
Cハブのバリ取り 〜 ステアリングの動きが重い時はまずCハブを疑おう 〜
説明書どおりに組み立てたのにステアリングの動きが渋い……そんな時はCハブのバリが原因になっている可能性が高い。その状態のまま走行してもステアリングのニュートラルが出ないなど、不具合が発生するので確実に対処しよう。
ドライバーで指しているのが、パーツ成型時にどうしてもバリが出てしまう部分。ここを次のように対処する。
パーツを組み付ける前にカッターなどでバリをあらかじめカットする。これだけでもステアリング操作時の動きが変わる。
足周りを組み立てた状態で動作確認。写真のように指を離した瞬間に自重でパタッと動けば問題なし。逆に、動かない場合は問題あり! 再度、各部分をチェックしよう。
ホイールハブの取り付け 〜 ホイールを活用すればしっかり取り付けられる 〜
インファーノGT3のホイールハブをセットビスで固定する時のちょっとしたコツがこちら。確実な締め込みを行うため、さらには作業がしやすいように使用するアイテムは“ホイール”!! 果たして、その理由は?
指でパーツを押さえながらホイールハブのセットビスを回すも、この時、パーツを押さえる力が負けてしまって、セットビスをしっかりと締め込むことができないが……。
ホイールハブにホイール(別売)をはめるとパーツがしっかりとホールドできるため、セットビスをしっかりと締め込むことができる。
機能と見た目を両立したホイールナットに交換してみては?
GT3に限らず、インファーノシリーズやマッドフォースシリーズに使用できるオプションのホイールナットを発売中。カラフルでかつ、緩み防止効果もある一石二鳥のアイテムなので、使用を検討してみては?
ホイールナットの裏面にはセレーション加工が施されているため、ナットの緩み防止効果が高い。
ホイールナットの表面にはKyoshoロゴのレーザー彫刻も施される。カラーはレッド、ブルー、ガンメタの3色をラインナップ。
知って得する小技・ウラ技 〜 サイドガードを取り付けよう! 〜
GT2では標準装備だったサイドガードが付属しないGT3。しかし、クラッシュ時にマフラーの破損を防いでくれる頼もしいアイテムだけに、装備したい人もいるかもしれない。そんな人に朗報! 実は、一部分をカットするだけでMP9用のサイドガード(IF474B)を取り付けることができる。
パーツ同士が干渉するシャシー後端部をカットするだけで、MP9用のサイドガードをGT3に装着することができるので、ぜひお試しあれ。
KYOSHO CUP 2018 ※インファーノクラス開催予定日程はこちら
7月28日(土)/29日(日)関西大会 奈良県『OSフィールド』
8月18日(土)/19日(日)北日本大会 長野県『しらかば2 in 1サーキット』
9月16日(日) 北海道大会 北海道『オーム輪厚RCサーキット』
11月3日(土)/4日(日) 四国・九州大会 香川県 『ホビーセンターSPK』
次回のインファーノGT3コラム Vol.5は『スタビライザーの正しい調整方法』をお届けします。
お楽しみに!
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